【注意】本シリーズは性的な表現を含めています。
概要
より良い品質の風船や関連グッズを日々研究する場所――「レインボー風船ラボ」。そこに就任した若き所長のガーネットは風船ラボのおかしなルールと、クセのある研究員たちに翻弄される日々を送る……
設定

レインボー風船ラボ
レインボー風船ラボとは、ソラの有名な風船メーカー「レインボーバルーンクリエイションズ」に付属する研究センター。自由な環境こそいいアイデアを生み出すという本社の意向により、研究員たちはラボの中で好き勝手に動く。
レインボー風船ラボのメンバーは現在7人。暫く前の人事異動で元の所長はラボから離れ、代わりに本社社長の親族であるガーネットが所長になった。他には副所長のラベンダー、顧問のセージ、そして平社員の研究員4人がいる。
ラボの中にはお手伝いロボット「プリズム」がたくさん稼働している。実験の手伝いからお掃除まで、研究員たちの仕事や生活を支えてくれる。
風船ラボと風船化
(風船化の詳細は世界観紹介のほうを参照してください。)
「風船を理解するためには風船になるべき」という名目で、ガーネットの所長就任より暫く前から、レインボー風船ラボで働く者全員風船化するルールが決められた。それに合わせてラボは風船の姿に優しい環境に改造された。なお風船化のルールを決めた本当の理由はただ面白いからだけだという。
レインボー風船ラボには社員寮が付いており、生活に必要な物や設備も充実している。加えてメンバーたち全員インドア派なため、ラボから出ることは滅多にない。なので基本的に24時間ずっと風船姿のまま。なお風船化の実行や解除は魔法薬を使用しており、実家帰りとかラボから長時間離れるときはいつでも元の姿に戻れる。
白衣とネクタイ
風船化に合わせて風船ラボのメンバーは基本的に服を着なくなったが、特製の白衣とネクタイだけは制服として着用している。どれも風船の肌に優しい素材で作られており、着心地抜群。なお白衣とネクタイは強制ではなく、状況に応じて外してもいい。逆に勤務時間外の着用も、ラボ内であれば認められる。
風船の体は非常に軽いため、そのままだとふわふわと浮かび上がってしまい、研究などに集中できなくなることも。そこで適度な重さを持つ白衣を着ることで、安定して仕事に取り組めるようになる。また、風船ラボ専用の白衣は普通の布よりも伸縮性があり、急に体が膨らんでしまっても破ける心配がない。
風船ラボ専用のネクタイには魔法の力が込められている。風船の体は通常だと全体が均等に膨らむものだが、ネクタイを付けると魔法の作用で胴体だけ膨らむようになる。これにより、状況に応じて膨らみ方を調整できる。ネクタイはメンバーごとに用意され、それぞれ好みの色に合わせた。
施設紹介
レインボー風船ラボの一部の施設を紹介。
実験室
風船の素材から風船に入れる気体まで、様々な実験をして研究結果を残すところ。
設計室
風船などのデザインや、高性能PCでシミュレーションを行うとか、設計関係の仕事場。
製造室
新しい形や素材の風船と、エアーコンプレッサーなどの道具を試作できる小型製造ライン。
膨張室
主に大きい風船を膨らますときに使う部屋。今は研究員自身を膨らますときも。
休憩室
バルーンのソファで休憩したり、味入り空気を一服したり、ひと休みができる場所。
バルーンエリア
風船化に合わせて増設されたエリア。風船の体の特徴を生かす娯楽設備がたくさん。
社員寮
研究員たちの住居。風船化に合わせて改築され、プライベートな風船ライフを存分に楽しめる。
所長室
所長の仕事部屋。所長専用の居住スペースも付いており、社員寮と比べて設備はより豪華になっている。