地球から観測できないほど遠く離れた惑星で、科学と魔法が共存する近未来的な世界。地球にいる人間と同じように、直立二足歩行の獣人たちが高度な文明を持つ。しかし魔法の存在により、地球人とはまた違う暮らし方をしている。
OVERVIEW
INFORMATION
ソラ星人
ソラには地球の人間と似た生き物がいる。彼らも自身のことを「人間」と呼ぶが、地球人と区別するためにここでは「ソラ星人」と呼称する。
主な特徴
ソラ星人は地球人と同じく直立二足歩行だが、しっぽや体毛など地球人にはない外見的な特徴を持っている。その特徴は人間以外の動物を想起させ、ソラ星人たちは見た目の特徴に合わせてネコ族やイヌ族などに種族を分ける。中でも、両手が翼らしいコウモリ族、肌が滑らかなイルカ族、体表が鱗に覆われるトカゲ族の三つの種族は特に顕著な差が出る。
多様な外見に対し、胴体内部の構造に関しては種族による違いがほぼ見当たらない。その影響で食事をはじめとして、いろんな文化を各種族が共有し、種族が違ってもお互いを同じ人間として認識する。逆に種族名の由来となる動物は外見の共通点があっても、体の作りも習性も違う。
ソラ星人と地球人にはもう一つ大きな相違点がある。ソラ星人は体内に魔力、つまり魔法を使うために必要なエネルギーが自然と溜まる体質を持つ。
魔法
ソラの魔法は物語の中だけの存在ではなく、ソラの人々の暮らしに実際に影響を与え続けている。現代では魔法がソラ星人の生活にすっかり入り込み、彼らにとって魔法は不思議な力というより、科学と似た便利な技術の印象が強い。
やり方
目的を細かくイメージしながら呪文を唱えることで、魔力を消耗して魔法を繰り出す。同じ魔法を何度も繰り返して使い慣れれば、イメージするだけで発動できるようになる。
人間に直接影響を与える魔法の場合は、主に三つの使い方がある:
- その場で発動する。
- 魔法薬に力を注ぎ込み、薬を飲んだ直後に発動する。
- 魔法陣を作り出し、人が入るたびに発動する。
ソラ星人と魔法
ソラでは魔法を上手く扱える者のことを魔法使いと呼ぶ。
魔力を持つソラ星人なら理論上は誰でも魔法を使えるが、実際に魔法を扱うにはコツを掴むセンスが必要。習得が難しい魔法ほど扱える者が少なく、同じ魔法使いといっても人によって得意な魔法の種類が違う。
現代では魔法を学べる環境が整っているものの、魔法を覚えなくても日常生活に大きな支障はない。魔法使いが提供するサービスを使って魔法の恩恵を受ける機会も多いため、魔法を使えないまま生活を送るソラ星人は今も大勢いる。
風船化魔法
とある天才魔法使いが数年前に発明した、人間をゴム風船のような体に変える魔法。自身にも他人にも使える。
原理
魔法を発動した瞬間、元の体を異空間に移し、本人と同じ形の風船の体を作り出してその場に置き換える。本体と風船の体は魔法の力によって思考と感覚がリンクすることで、当人は体が風船になったように認識する。
特性
- 風船化した者の身体は外側の皮膜のみで、体内には骨格や内臓といった内部組織が存在しない。
- 尻尾の末端には気体を出し入れするための吹き口が追加され、普段は結び付けられている。吹き口の開閉は本人の意思のみで直接コントロールできず、手で結び目を解いたり、結び直したりする必要がある。
- 体内の気体は体の一部ではないが、活動するためには体内に一定以上の空気圧が必要。萎んだ状態だと力が失われ、地面に崩れ落ちてまともに動けなくなる。
- 体の皮膜はゴムのような柔らかくて弾力のある材質になっており、普通のゴム風船より高い伸縮性を持つ。しかし膨らみすぎて限界を超えると、ゴム風船と同じく破裂してしまう。
- 破裂しても少し時間が経てば、風船化魔法の効果で弾け飛んだ破片が集まって再結合し、萎んだ状態で完全に復元される。
- 破裂してから元に戻るまでの間、本人は気絶して意識を持たない。
- 普通に膨らます場合は全身均等に膨らみ、体型を概ね保ったまま巨大化する。
補足
以上の特性は汎用的な風船化魔法の効果。更に別の魔法を加えれば、特性をある程度自由に変えられる。例えば、膨張の上限を更に増やしたり、人型以外の姿にしたりできる。
風船化魔法に合わせて開発された専用のネクタイやスカーフを首に付ければ、胴体だけを膨らますこともできる。
余談
続きを読むソラ星人関連
- ソラ星人の体色はメインとなる一色に、メインに近い色の模様が付く。模様がない場合もある。
- コウモリ族は翼みたいな両手を使って低空飛行できる。しかし特殊な体型の影響で服装や道具を他の種族と共用できないことが多い。
- イルカ族は滑らかな肌を持ち、手足の形状も(コウモリ族以外の)他の種族と少し違う。その特殊な体型のおかげで水泳が得意。
- トカゲ族の体表は鱗に覆われる。動物のトカゲのような変温性ではなく、他の種族と同じく恒温性である。
- ほとんどの地域は裸に対して特に何も思わなず、裸は恥ずかしいという認識がない。でもソラ星人たちはオシャレの一環として服を着る。
- ソラ星人はそれぞれ独自のオーラを持ち、オーラを読み取る技術を使った本人認証システムやキャッシュレス決済が今の主流になっている。
魔法関連
- 昔は魔法の発動条件が難解すぎて学習のハードルが高く、魔法使いが珍しい状況が長らく続けていた。
- 近代の魔法使いたちの研究により、魔法の発動条件がわかりやすくなって習得する者も増え、魔法がより身近な存在になった。
- 魔法を熟知する者であれば、既存の魔法の改変や組み合わせによって、新しい魔法を作り出すこともできる。
- 資格を持つ者のみ自由に使える魔法や、商売で使うのに許可が必要の魔法など、扱い方が法律で制限される魔法もある。
- 魔法薬や魔法陣は即時発動と比べて魔力のコスパが悪いものの、術者から離れる場所でも使える利点がある。
- 魔法薬の容器には魔法薬だとわかりやすい表記と、効果説明のラベルを付けないといけない。
- 魔法が効いた状態で更に別の魔法をかけるとき、共存できる効果なら両方反映し(例:風船化+ドラゴン化)、そうでない場合は新しい魔法に上書きされる(例:風船化→空ビ化)。
風船化関連(通常)
- 風船化の間、舌と口の中は体色に近い色に変わる。
- 風船化の間は空腹の感覚がなく、食事をとる必要がない。そもそも消化器官がないので物を食べても消化できない。
- 風船の体に声帯はなく、喋るときは口の周囲の空気を振動させて声に変換する。ヘリウムで膨らまされても声質は変わらない。
- 風船の体の皮膜は目に見えない線状や網目状の特殊な構造になっており、筋肉と関節の役割を担う。
- 風船の体は伸びると触感が鋭くなり、萎むと鈍くなる。
- 風船の体は膨らめば膨らむほど浮力が強く、動くだけで簡単に浮かぶ。ただし中身が空気の場合は動かないとゆっくり落ちる。
- 萎んだ状態のままでも、時間経過で自動的に膨らんで普段のサイズに戻り、吹き口が開いたままの状態だと魔法の効果で勝手に結ぶ。
- 膨らめる限度は固定ではなく、本人の調子や周囲の環境などいろいろと細かい要因が影響する。
- 睡眠をとるときは普段の膨らんでいる状態より、萎んだ状態のほうが気持ちよく眠れる。
風船化関連(追加能力)
※追加の魔法で風船の体の性質を変える一部の例です。
- 念じるだけで吹き口の結び目を解いたり、結び直したりする。
- 指を咥えたまま、息を吹き込んで自身を膨らます。
- 萎んだ状態でも動ける。
- 皮膜の厚さを変えて伸びる上限を調整する。
- 破裂から元に戻るまでの時間を調整する。
- 体の一部のみを膨らます。
- 体の重さを変える。
