ビビッドパーク

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ビビッドパーク

ソラのとある有名なマジシャンが計画して実現させた移動式の遊園地。「バルーンマジック」によってバルーンだらけの遊園地が出来て、更に来訪者たちも風船や空ビになれて、もっとバルーンの世界を楽しめれる。ビビッドパークは「ビビッドマスター」という8名の優秀な魔法使いに管理されている。更に案内ロボットの「ナビ」たちが園内に活動して手伝ってくれる。

バルーンマジック

ビビッドパークのリーダー、そして有名なマジシャン・魔法使いであるモラドがまとめた風船と関わる魔法の総称。元からある魔法もあれば、モラドが改変、開発したものもある。ビビッドパークに訪ねればそれらをたっぷり楽しめる。

バルーンマジックの詳細はこちら。なおここで紹介するのはビビッドパークの一般客が体験できるもののみで、ビビッドパークの運営者であるビビッドマスターたちだけが扱える魔法の紹介は後述。最初のハーフ風船体以外は園内にある魔法薬を飲んだり、ビビッドマスターに魔法をかけてもらえば体験できる。

ハーフ風船体

モラドが過去の魔法を参考にして新しく開発した変化魔法。変化したあと見た目はほぼ変わらないが、空気を入れると風船のように膨らめる体質になる。膨らんでないときの体の感覚も普段と同じなので、いつも通りの体でありながら膨らむ楽しさを味わえる。なお固い部位（角、うろこなど）はやや柔らかい、風船にやさしい素材に入れ替えられる。また消化機能が低下して食欲もなくなるが、液体や一部柔らかいものは吸収できる。

ハーフ風船体化は後述の「つるぷに化」と同じ系統の魔法で、二つの状態は簡単に切り替えれる。またハーフ風船体の状態から風船化や空ビ化するときは普段と比べてコストが低く、解除するときはハーフ風船体に戻る。ちなみに入園者は別の魔法によって、膨らみすぎると空気が勝手に漏れてしまうので破裂しない。その破裂防止の魔法は風船化、空ビ化する間に一時的に解除される。

ビビッドパークに入園する間は強制的にこの状態に変化させられ、外に出ると解除するこの変化魔法を扱えるのは現時点ビビッドマスターのみで、他の人間はハーフ風船体を体験したいならビビッドパークに行くしかない。

つるぷに化

体型が元のままで、全身がラバーみたいのつるぷにな素材に入れ替えられる魔法。ハーフ風船体と比べて体がもっと伸びやすく、よりバルーンに近い気分を味わえる。しかし体の感覚が普段とだいぶ違うため苦手な人もいるとモラドが考えて、つるぷに化をベースにしてハーフ風船体化魔法を開発した。ハーフ風船体化とは同じ系統の変化魔法なので互換性が高く、共通点も多い。入園者の場合別の魔法によって膨らみすぎて割れることがないのも同じ。

風船化

（詳細は世界観紹介のほうを参照してください。）

ビビッドパークでは風船化に合わせる追加効果の魔法薬を多数用意されて、風船の姿を存分に楽しめれる。風船化専用のアトラクションもある。

空ビ化

生物を空気ビニールに変える魔法。膨らむもの同士だけあって風船化と特徴がいろいろ似ていて、舌の色が体色に近くなるのも同じ。空気栓は尻尾の横に付いて、性別によって方向が違う；オスは左側、メスは右側のほうに空気栓が付く。デフォの状態では風船化のように大きく膨らめないが、追加の魔法で巨大化できる。他にも形を変えて浮き輪などになりきる魔法がある。

ビビッドマスター

ビビッドパークの運営をする、魔法使い8人のこと。エンジニアのブルーを除いて、それぞれに一つ以上のエリアを担当している。モラド以外の7人はモラドから直接にバルーンマジックを教わってもらって、ビビッドパークの中でバルーンマジックをいっぱい活用している。ビビッドマスターは全員仲良く、開園期間外もよく一緒に生活している。

ビビッドマスターの紹介は「キャラ紹介」の個別のページで。ここはビビッドマスターたちの共通な能力の説明をする。

バルーンマジック

ビビッドマスターは全員、自分自身を「ハーフ風船体化」、「つるぷに化」、「風船化」と「空ビ化」させる魔法を覚えている。これらの変化をしてる間は以降紹介する能力をいつでも自由に使える。（「風船、空ビ作り」は変化していないときても扱える。）

ビビッドパーク開園中は入園者と同じくハーフ風船体に変えるが、入園者にかける変化魔法が短期間タイプなのに対して、ビビッドマスターのハーフ風船体化は持続タイプ。開園の期間中はもちろん、それ以外で一緒に行動するときもハーフ風船体のままにいることが多い。

肺活量拡張

ビビッドマスターは空気を体内に溜めることで肺活量を常人の数倍以上に増やせる。吸った息は圧縮され、体型がほとんど変わらないまま大量の空気を吸い込んで、巨大風船などの対象を一気に膨らませる。息を圧縮させないまま吸い込んで自分を膨らませることも可能だが、そうだとお腹中心の膨張になってしまうため、自分を膨らませたいときは大体次の能力を使う。溜めた空気の圧縮を解除するときも同じくお腹中心で膨らむ。

セルフ膨張＆体型変化

ビビッドマスターは指（主に親指）を咥えながら息を吹き込むと自分自身を膨らませることが出来る。息を吸い込むだけだとお腹しか膨らませないが、このやり方ならお腹以外の部位を膨らませたり、体を好きな形に伸ばせる。膨らみすぎて割れないように、膨らみ具合に合わせてその部位の質量が増えて、萎むと元に戻る。ただし増やせる限界があって、その限界は使用者の熟練度と残りの魔力によって変わる。空気入れやエアコンプレッサーなど外部の力で膨らませるときも同じ効果ができる。

この能力を使って体の全部位を同じペースで伸ばすことで巨大化を実現できる。あくまで空気で膨らむので本物の巨大化魔法と比べたらかなり無力だが、本物の巨大化ほど疲れやすくはなく、力より見た目重視のビビッドマスターたちにとってこっちのほうが都合いい。

風船、空ビ作り

ビビッドマスターは風船と空ビの原料をエネルギーに変えて魔力のように溜めて、好きなタイミングで風船と空ビを繰り出す能力を持つ。出した風船と空ビはまたエネルギーに戻せる、この能力を使ってビビッドパークの大量な遊具を簡単に運べる。ただし自我を持つ風船や空ビはエネルギーに変えれない。

風船、空ビを作り出す際に追加の呪文を入れることで、術者から離れても自動で動ける。術者の腕前によってはまるで生物のようなのバルーンをも作れる。ただしあくまで術に忠実に動くだけで自我を持たず、エネルギーに戻して回収できる。術の追加、上書きは可能。追加の魔法が無ければ萎むと一時的に機能しなくなって、膨らまし直すと再び動く；破裂すると機能停止してしまう。

風船空ビ化時の特殊能力

• 本来巨大化するときに体の質量を増やすのに魔力を使わないといけないが、風船化や空ビ化の場合は代わりに前述の能力で溜めたエネルギーを使うことで魔力を節約できる。
• 自分の重量のある程度操作できる。たとえば風船化のときはヘリウム入れなくても空中に浮かべて、空ビ化のときは浮力を逆らって水に潜れる。
• 自身の吹き口（風船化）・空気栓（空ビ化）の開閉をコントロールでき、いちいち手で吹き口・空気栓に触れなくても体内の空気を好きな量だけ自由に抜ける。
• 空気抜けて萎んでも動ける。普段ほど自由ではないものの床に這って移動したり、ヘリウムガスボンベに繋げて自分を膨らましたり、簡単な動きならできる。
• 破裂から復活する時間は短く、元に戻るまでは数秒しかかからない。しかも割れても意識は途切れず、あえて割れた状態に維持できる。

ドラゴン化

大きくて強くてかっこいいドラゴンに変身する魔法はソラで人気。しかし魔力の消耗が激しくて疲れやすいという大きなデメリットがある。ビビッドマスターバージョンのドラゴン化は遊園地の雰囲気に合わせるようにアレンジされて、本家と比べて見た目がゆるめ、デフォのサイズが控えめ、火を吐くなどのわざも持っていない。その代わりに魔力の消耗がかなり抑えられてドラゴン姿を長く維持できる。変身前はハーフ風船体とつるぷに状態のどっちか関係なく、変身したドラゴンは鱗がない全身つるぷにな姿で、角や爪など元々硬いパーツも柔らかい。また風船化や空ビ化しなくても舌は体色に近い色になる。

ビビッドパークの中では来訪者向けのドラゴン化魔法薬もあるが、そっちは風船化と空ビ化専用のもので、一般人は風船と空ビじゃないドラゴンに変身できない。ちなみに本家のドラゴン化と同じく、ドラゴン姿の外見は人それぞれで、体格は元の身長に比例する。

特殊な服装

ビビッドマスターたちがよく着ている服装は特製のもので、着た本人の状態と連動する。膨らんでも巨大化しても服は一緒に伸びて、破ったり体を締め付けたりすることはない。更に風船化など服が邪魔になりそうなときは当人の意思で一時的に消せる。ドラゴン化の間も服装は消える。

施設紹介

開催地などの都合によって内容が変わるときもある。キャラ紹介のページにはそれぞれ担当しているエリアのもっと詳しい内容を書いてある。

エントランス

ビビッドパークの出入口。ここに張ってる魔法陣によって入園者は自動的にハーフ風船体に変化して、出るときは解除する。受付はナビたちが担当する。私物の持ち込みは基本禁止で、入園の間はナビたちが代わりに保管する。

スカーレットアドベンチャー

ゲームコーナーと広いアリーナで構成された、アクション中心のエリア。ゲームコーナーは風船を使ったミニゲームをたくさん集まる。アリーナはいろんな試合が開催されて、参戦も観戦も自由。

モラドサーカス

大体はビビッドパークの真ん中にある、大きくて目立つテント。一日数回にサーカスとマジックショーを開催され、世界有名なマジシャンのモラドが主役のショーをたっぷり楽しめる。

アクアプール

バルーンに囲まれた巨大なプール。ウォータースライダーなど水上のエア遊具を遊べるほか、空ビ化してフロートの気持ちになってみたり、たまにはバルーンイルカショーも見れる。

ケリーコースター

ビビッドパークに跨るバルーンのジェットコースター。バルーンであること以外は普通のジェットコースターだが、ここしか体験できないチャレンジ的なコースも用意されている。

フクシアワールド

メリーゴーランドやかわいいエア遊具が集まっているエリア。中央の舞台はフクシアたちのライブを見れるほか、たまにはゲーム大会も開催される。観覧気球の受付もここ。

メイズメイズ

バルーンの巨大迷路。挑戦者の好みに合わせて違う難しさのコースを用意されて、中には風船化専用でたくさんの仕掛けが入ったコースもある。

休憩所

休憩スペース兼グッズショップ。担当のクレメンタインとおしゃべりできる。魔法薬の調整もここで行っているが、ナビに頼めば園内のどこでも魔法薬を届ける。

広場

エリアの間にある広い空間。エア遊具を遊んだり、バルーンの飾り物を楽しみながら休憩できる。開催地の地形や広さによって広場の数と形状が変わる。

観覧気球

ビビッドパークの上空に浮かぶ、色とりどりの気球。決まったルートを一周して、上からビビッドパークの全貌をゆっくり堪能できる。更に元からある気球の代わりに自ら気球になることも可能。受付はフクシアワールドの中。

スタッフルーム

機材などを運ぶためのトラックは開園の間、スタッフルームとして機能する。数台のトラックのうち1台だけ管理室になっていて、エンジニアのブルーはその中でナビたちの目を通って園内の状況を確認する。目立たない場所に置いてあるので一般人は気付きにくい。

バリア

ビビッドパーク全体を覆う、魔法で出来ている巨大なバリア。すべての物を弾くので出入りするにはエントランスを通り必要がある。バリアのおかげで野生の鳥が誤って園内に入ることはなく、雨の日でも存分にアトラクションを楽しめる。風船化の状態でうっかり飛んでしまってもバリアのところで止まるので救援されやすい。

キャラ紹介